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「結婚しましょう!」 

彼女は席に座るなりそういった。

「・・・・・」

とっさに言葉が出なかった。
そんな僕にかまわず彼女は話を続ける。

「結婚後はあなたの家に住めばいいし共働きだから財政的にも余裕はあるわ」

「・・・いや・・そんな・・・でも・・・」

やっと搾り出した声を押しつぶし、畳み掛けるように

「実はもう式場も考えてあるの」

「いや・・・だから・・・」

「式はどうする?和式・洋式?」




「いや・・・だから・・・君、いったい誰?初対面だよね?」 


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