Horror Cam Pic

この体験で心霊写真を撮る能力を得た。

全部実話です。
当時高校生だった自分が年上の彼氏と付き合っていて、県内でも有名な心霊スポットで心霊写真を撮ろうって話になった。
そこは、もう使われていない古いトンネルで車一台しか通れない狭さ。

トンネル内には落書きがいっぱいあるし、トンネルに水溜りが常にあって車で通るとジャバババーって言う位溜まってる。
中は真っ暗だし雰囲気だけでも十分怖かったんだけど、初めての心霊スポットって事でテンション上がってた。
昼間だったし全然大丈夫って思ってた。

使用したのはデジカメで、トンネルのみ。
トンネルを背景にピースしたりとか、何枚も撮ったりしてデジカメじゃ確認しづらいから家に帰ってパソコンに繋げて見ようって事で見たんだけど・・・

何枚も撮ったうち数枚、自分の手が変な方向に曲がってたり、服に吸い込まれる感じだったりしてそれだけでも嫌な感じ。

でも、そのなかの一枚にだけトンネルと重ねて女の人の顔がアップで薄っすら写ってる写真があった。

明らかに睨んでるし、目がハッキリ写っててお互いにガクブル。
弟に見せたが、彼も「これはやばいわw」とマジで心霊写真撮れたよー!的なノリでその時は笑い話で終わったんだけどさ。


それからその日夜。多分七時ぐらい。
彼に送ってもらう途中、家から近い銭湯の駐車場の端っこで話してた。
車内で二人でマッタリトーク中。

ふと、今日撮った心霊写真の事を思い出した。
あの写真の女の顔を思い出すと鳥肌が立つぐらい怖かったから早く忘れようとしたけど、彼も随分気になってるみたいだった。

「そういえば写真怖かったねー」って感じでアハハーと笑ってると、彼が「ちょっと待て」って真剣な顔して言うから何かと思ったけど、車の中はシンッ・・・とした瞬間、



ズルッ ズルッ ズルッ ズルッ 



って何かが車の周囲を回ってる。
まるで誰かが足を引きずるような音だった。

「え、やばくない?」とか言ってる間に足音は速足になって、



タッタッタッタッタ 



って随分と早くなった。
見渡しても誰もいないのに足音だけは彼の車の周りを回ってる。

「え?何?意味わかんないよw」
って半分テンパリながら笑ってたら車(セダン)の後ろが、



カ タ ンッ 



って何かがバックネットを押したみたいに車体が後ろに少し下がった。

何か・・・乗った?
お互いに何も言えなかった。

こんな場所だし、こんな時間だし、誰か近くに居てもおかしくなかったけど、視界には誰一人写らなかった。
怖くてたまらなかった。
幽霊とか見たことなかったから信じてなかったけど、こんな現象だけでも超怖い。
早く帰ろうって事で慌てて家に送ってもらった。

まだ恐怖続く。
家帰ってすぐ風呂入ったけど鏡とか窓にいっぱい手形ついてた。
多分気のせいだと信じてシャワーで手形消して急いで上がって、すぐに彼とボイスチャットで話した。この時点でもう震えてた。

でも五分くらい?ちょっと話してから彼がいきなり怒鳴るぐらいの勢いで「おいっ!!やめろよ!!」とか言い出して意味がわからないから、「はあ?何怒ってんの?どうしたの?」と言っても彼はおい!とか言って怒る。

意味がわからないままポカンとなってお互いに無言になった瞬間、



「あ ア あ゛あ ア゛ぁ あ゛ ァ゛ッ」



って感じで人間の声とは思えない声が聞こえてきてびっくりした。
彼は私と話している間ずっとこの声が聞こえてたらしい。
というか、私が演技でもして脅かしていると思って怒っていたみたいだった。
ボイスチャットは即座に終了。
怖くてその日は眠れなかった。

どうやら完全に私のほうに憑いてきたっぽい。
金縛りにはあうし、夜な夜な視線感じる。なんか怖い。
なんとかしようと思ったが、塩は初心者には難しいと聞いたので清酒を部屋に置いておいた。
未開封だったけど一週間ぐらいで白い藻?みたいの浮かせて腐ってた。
まさかの大成功でそれ以来怖い現象は止んだ。

遊び半分で心霊スポットとか行くもんじゃない。
でもこんな事があってから「心霊写真撮ろう」とか思ったら、確実に撮れてしまうようになった。

最近じゃ金閣寺の茶室?みたいなとこで禁煙なのに部屋いっぱいに白い煙が立ち込める写真が撮れた。
なんかもう写真怖い。
カメラ嫌いになった。

あと追加だけど、撮った写真の中にわっかのついたヒモ?みたいなのが写ってるのが何枚あって当時は何かなぁって思ってたけど、今調べたら昔そこの近くに処刑所があったらしい。

今そのトンネル通行止め。
なんか怖い。


オススメサイト新着記事