里山が近くにある(田舎ではない)閑静な住宅街に引っ越してきた。ただイノシシがたむろしている 
のは知らなかった。田舎ではないが、田畑も少しあるから田舎かな~ 
 kozagawainosisi
あるときダンナの帰りが遅くなり、帰ってきたのは夜中の12時前、もう~と思いながら 
玄関の鍵をあけていると、ウチの犬(レトリバー)がダンナめがけて飛び出した。 

そのときダンナの後ろに数匹のイノシシの群れがいたんだ。あっという間にウチの犬がパニックになった 
イノシシに襲われ、イノシシのブヒブヒという唸り声とウチの犬の吠え声、ダンナの大声、 
私の悲鳴、あたりは騒然となり、近所の人たちも出てきだしたが、あまりの惨状に、イノシシを 
カサや棒で追い払っている私たちを茫然と見ていた。誰かが、ライトや車のランプ、音で追い払ってくれた。 

ウチの犬がボロボロで血まみれでビッコを引きながら帰ってきた。足が噛み砕かれ、悲惨。 

死んじゃう、どうしよう、夜間もやっている動物病院に電話したが、24時間ではないので夜中の1時で終了。 
とにかく、タオルをまき、ジリジリと朝を待ち、診察時間には早いが、朝一に病院に電話し 
ダンナとシーツをタンカにして犬(25キロ)を運んだわ。 

あちこちイノシシのツノで突かれ、後ろ脚の骨はコナゴナ、毛は食いちぎられてボロボロ。 
でも毛の生えかわる前だったので、体はけっこうモコモコの毛が密集していたせいか、 
致命的な怪我はなかったのが幸い。治療のため体中の毛を刈られ、あちこち縫い目だらけ。 
脚の骨は金属を入れて、骨をつないだ。レントゲンはロボットみたい。 

再手術を繰り返し、入院一か月。どうしても4本脚で歩けなかったのが、リハビリを重ね 
最近4本足で歩くようになった。 
以前みたいにアタマとシッポ一直線にしてダッシュで走れないけど、元の体になったことがうれしい。 

イノシシに限らず、野生の動物に噛まれたら、口のなかはばい菌だらけなので、すぐには 
手術できないこと、化膿する恐怖もあったが、なんとか日常を取り戻した。 

ウチの犬のあと、また近所でイノシシに襲われた事件があったので、山のふもとに柵をしてたが 
あんまり効果ないみたい。
野生のイノシシを甘くみていたのを反省。 
近所の人たちにも騒がしたのをお詫び。やはり古くからあいる人はイノシシには近づかない、 
余計なことをしないのを徹底している。飛び出したウチの犬が悪いし、管理していなかった私も悪い。 

それより遅く帰ってきたダンナが悪い。ダンナはこれに懲りて、いやイノシシが怖いので帰りが早くなった。 

もう数年たつが、今だに思い出すと体が震えるほどの恐怖だった。 



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