10年以上不思議に思ってる事なんだけど。
 登山
その当時、小学生だった俺は、この時期と同じ夏休みで、
夏休みの宿題で指定された山に行って感想文を出すってのがあったんだ。
 
それで親父、オカン、俺の3人で、その山に行ったんだ。
 
まぁ、順調に山に登って、なんて事なく無事に山頂に到着。
 

「さぁ帰ろうか」

って事になって、来た道同様に乙みたいな道を帰ってたんだけど、
ここで気付いたのが、登山し始めてから今まで誰ともすれ違わなかったって事。
 
「寂しい山だねー」

みたいな事話してたら、ある家族連れとすれ違ったの。
 
その当時の俺と同い年くらいの女の子と両親の三人の家族と。 

その…問題がね、その家族連れとすれ違ったって書いたけど、厳密にはすれ違ったわけじゃないの。
 
さっき山の道が乙て書いたけど、それ以外の登る道も下る道もないの。
 
で、その山の道幅広くて7~8mはある。人がすれ違う事を嫌うほど狭いわけじゃない。
 
で、問題の家族が来た道なんだけど、 
 
ビックリしたよ。
 
乙の道を完全に無視して直線に登って来たの。

草むらというか、ちっちゃい枝とか掻き分けながらみたいな感じで、
三人一直線に並んで、会話もなく俯きながら血の気の引いた顔で、一切周りを見ずに、
ただ淡々と直線に突き進んで行くの。
 
もう本当に異様な光景。
 
で、その時、俺と親父が2人並んで歩いてて、オカンが三歩くらい後ろ歩いてて、
親父と俺で

「変わった家族連れやな」

て喋ってたの。
 
それで、まぁ下山する直前にニコニコしてるおじいちゃん1人とすれ違って軽く会釈。
 
それから家族で山近くの喫茶店に行ったの。
 
その喫茶店での会話は、もちろんさっきの家族連れの話になった。
 
ここで俺と親父は盛り上がってたんだけど、オカン話に全然ついてきてないのね。 
 
よくよく聞いてみると、家族連れはおろか、最初から最後まで誰ともすれ違ってないとか言うの。
 
もう親父も俺も食ってたサンドイッチ口から落ちるレベルで青ざめた。
 
いや待てと。
 
家族連れは、すれ違った訳じゃないから見てない可能性があるけど、
おじいちゃんは見ただろって親父もう必死W 
オカンは見てないの一言。

これが俺の不思議体験なんだけど、 
よくよく考えると、その家族連れね、
歩いてるって感じじゃなく、エスカレーターに乗ってるて感じだったの。
 


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