去年の夏頃から体調が崩れ始め、体全体に痛みが広がり、目眩が酷く、歩いてる感覚がなくて壁伝いに歩くようになりつつあった。
病院行ったけど原因不明。怪しげな民間療法とかにもすがるようになっていた。
そんな時、父方の祖母が勧めた医院に藁をもすがる思いで行ってきた。
が、それが結構危険を伴う治療だったらしく、翌日私は喉が腫れてお腹は空くのに食事が喉を通らない。
その上でなんか身体中が痺れて震えが止まらない。
医者に電話したら「それくらい大丈夫ですよー」と軽い返事。
別の病院にもいくつか電話したけど、かかった所で診てもらえの一点張りで断られた。
母は救急車呼ぼうか?と言ってたけど、流石にそれは抵抗あって、
父は落ち着け。
早く治したいと思って焦って色々するからそんなことになるんだ。騒ぐ気力あるなら死なないとか言っていた。
早く治したいと思って焦って色々するからそんなことになるんだ。騒ぐ気力あるなら死なないとか言っていた。
なので、混乱しつつもなんとか我慢してたらその次の日には落ち着いた。
後日少し相談と意見を言う為に再度その医院を尋ねた。
私は副作用が苦しかったので、まずは原因を明らかにした上で治療をお願いしたいと言おうとしてるのに
「大丈夫、大丈夫」で言葉を遮って
「原因なんて大抵わかんないもんですよ」で片付けて治療続行しようとしたのでなんか怖くなって慌てて退散した。
原因もわからず体が日々弱っていく最中、医者に対して言い知れぬ恐怖を感じ、理由をつけて医院を出るまでが最大の修羅場。
その後祖母には私には合わなかったんだと説明したが、「そんな筈はない」と怒り出した。
そういえばこの人、昔から自分の意見が絶対正しいと信じていて、自分の知らないことや多様性を認めない人だった。
年のせいか近年は自己主張押し付けっぷりがかなりグレードダウンしてたので忘れてた。
ちなみに、母方の祖母は日頃から病気の謎系の番組見るのが好きで、TVで紹介された病院はノートに書き留めるという習慣があったので
病気の原因はそっちの情報から判明。この病気の診断出来るのが全国で十数箇所しかなかったようだ。
でも実は妹も知っている病気だった。というか、自分こそこの病気だと疑っていたらしい。
症状にかなり個人差があるので姉もそうだとは思い至らなかったみたい。
妹が検査も治療もしてないのは、保険適用外で自己負担10割だから。
私は働いていた頃の貯金でなんとかなってるが、妹はまだちょっと厳しいな。
父方の祖母はなんかまだ自己調べによる医療論を色々言ってくるので面倒くさいが、適当に相手して話を聞き流している。