不倫して、離婚して、不倫相手と同棲始めて、目の中に入れても痛くない位可愛がってた一人娘に
「もう一生会わない 死んでも会いたくない」と罵倒された男。 
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それから20年。
 
年老いてアルツハイマーを発症した男の元から、同棲していた不倫相手は「介護なんてまっぴら」とあっさり逃げた。 
 
娘は10年以上前にエリートサラリーマンと結婚し、孫も二人居るはずだが一度も会った事は無い。 
 
親戚に頼み込んで一枚だけ何とか入手した娘一家の家族写真を毎日眺めながら、意識が混濁すると、元妻や娘の名前を連呼し、知人や親戚などデタラメに電話をかけまくる。

「孫達に会いたい」
 
「俺はもう長くない」
 
「何してる?早く帰って来い」 
 
「○○(元妻)、晩飯はまだか」
 
「成人式には△△(娘)の着物姿が見れるなぁ」 

困った親戚が娘に連絡を取った。 
 
もう随分時間も経った事だし、あまりにも不憫だし、一度だけでも会ってあげれば?と促すと娘は、数十年ぶりに父親に手紙を書いた。 
 
手紙を受け取った男は、嬉しくて嬉しくて、泣きながらその手紙の封を切った。 

『地獄に落ちろ 死んでも連絡するな』



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