宮崎駿監督を日本映画の国民的監督にしたと言われている千と千尋の神隠し。
そんな千と千尋の神隠しには、都市伝説が存在する。
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それが、最後ハクは、

「湯婆婆に八つ裂きにされた」という話。

この都市伝説は、
一体どういう経緯で言われるようになったのか?

どうやらそれは、
映画の内容と設定から来ているらしい。

千と千尋の神隠しの内容を思い出して欲しいのだが、
主人公の千尋(本名を萩野千尋という)は最初の方で、
湯婆婆に契約と称して名前を書かされる。

その際にハクから、
決して本当の名前を書いてはいけないと教えられた千尋は、
本名である「萩野千尋」の「萩」という字の火という文字の部分を「犬」と書いた。

その理由が、本名を書いてしまうと、
契約を破棄した際に八つ裂きにされるというからだ。

しかし、都市伝説では、
ハクは本名を書いてしまったのでは?と言われている。

つまり、本名を書いてしまったハクは、
湯婆婆との契約を破り八つ裂きにされたというのだ。

しかしながら、映画の作中で、そういった話は特に出てこない。

なので、あくまでも憶測の域を出ない話ではあるけれど、
映画の中で唯一それを裏付けるような設定がある。

ハクは、元々人間であった訳ではなく、
「ニギハヤミ・コハクヌシ」という名で、コハク川の主であった。

しかし、作中においてコハク川は、
マンションが建設され、すでになくなっている。

ということは、ハクが帰る場所は、
既になくなっていることを意味しているとも考えられる。

こういった設定から、
ハクは湯婆婆との契約を破棄され、
八つ裂きにされたのではないか、と言われているのだ。

都市伝説にしては多少強引な気もするし、
果たしてそこまで細かい裏設定を設けていたかどうか分からない。

ただ、映画に裏設定をよく設けることで有名な
宮崎駿監督のことなので、可能性はあるかもしれない。

個人的には、大好きな作品なので、是非、真相を知りたいですね。

     


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