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中学生の頃、真夜中の話
当時家族ぐるみで付き合っていた親の友達が居たんだけどよく一緒に親友達宅に連れてかれてたんだ。
その親友達には小学生の子供が居て親同士が飲んでる間一緒に遊んでたんだ
ある夜、いつも通り連れてかれ遊んで帰る時、俺の両親共にすごい酔っ払ってて、タクシーで家まで帰ったんだよ
俺の父は酒癖が悪いんだけどその日は特に酷かったんだが・・・両親共にベロンベロンに酔っ払ってた状態だった。
そんな酔っぱらってた母が気に食わなかったのか知らんが親友の家でてからタクシーで家帰るまでずっと聞き取れんくらいの暴言を吐いてた。
タクシーから出るとき母がコケて、それを見た父が無理矢理引きづるような形で家まで持ってったんだけどすげー荒っぽくて母が痛い痛いうめいてたんだよ
更にイライラしたのか父が母殴り始めた
それからが酷かった
鍵を閉めて家を出てたんだけどその鍵が見つからないとかデカイ声出して父が言い始めて玄関の窓ガラス割って無理矢理中入ったんだ
その時腕切ったみたいで血で玄関から居間まで血だらけになってた
俺がうずくまって泣きながら喚いてる母を居間まで連れて行ったとこで父が「お前はもういいからさっさと自分の部屋に行ってろ」言ってきた。
それまでの様子から何時もとは違くヤバイと直感したが直ぐには何も起こらないだろうと思い一先ず自室に行ったんだ。
すぐに父の怒号とデカイ音が聞こえてきて急いで2階から降りて様子を見たら母が顔を真っ青にして泣きじゃぐりながら痛い痛い言ってたんだよ
父に聞いたら「急に泣き始めてこんな調子だ」と言ってたが暴力振るってたようにしか見えず
「いいからお前は部屋に戻ってろ」と繰り返す父だったが戻るわけにもいかず。俺の婆ちゃんに電話して助けに来てもらうことにした
婆ちゃんに電話してたあたりから母が凄い力で急に暴れだした
父と二人で抑えてたんだけど母の様子がどうもおかしく急に子ども言葉で喋ったりガラの悪いおっさん見たいな感じで喋ったりしだした
そんなこんながあり婆ちゃんが来てからは婆ちゃんと父が母をなだめて1時間位たってようやく母が落ち着いて寝たんだ
一段落ついてすっかり酔の覚めた父も疲れたのかちょっとしてから寝て、婆ちゃんに「後はいいから今日はもう寝なさい」言われ大人しくその日は寝た
この後母の職場とか家とかで母が頻繁にこんな風になるようになって
親の友達の人のツテで霊媒師？見たいな人を紹介してくれたんだ（青森で修行してたとか聞いた）
でその人達に家に来て貰って色々話して分かったことがあったんだけど
昔近所に済んでたおっさんが真冬の夜中に凍死してたらしい
で酔っ払って弱ってた母にそのおっさんとなんか色々憑いてきたんだって言ってた
その後家にあった怪しい人形やら気持ち悪いと感じるようなもの全て捨ててその後
家族全員でお祓いみたいな事をしてお疲れさんみたいな感じで家で飲み会見たいの始めたんだけど
その時姉貴がビールジョッキにビール付いだんだけどビールジョッキの底が綺麗に落ちたんだよね
皆でビビリまくったんだけどその後は母も腰おかしくしたりしたけど特に憑かれたりはキッパリ無くなった 
