私の姉が体験した話(体験談ですので1人称は姉になります)
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今年の4月に仕事の都合で、
私は大阪の安いマンションに引っ越したんです。

そこはユニットバスの1LKで
お世辞にも綺麗なところではありませんでした。

引越しを済ませるととりあえず、
仕事で使用するPCの荷解きだけしてその日は寝ました。

次の日、新しい職場での仕事を学び、
金曜日ということで帰りに
新しい同僚と軽く居酒屋でご飯を食べました。

ほろ酔い気分で帰ったのは11時近くで、
その夜家に着くなり布団に潜り込んで寝てしまいました。

2時ごろに喉の渇きで目が覚めました。

水を1杯飲み、部屋に戻り
布団にもぐると声が聞こえてきます。

その時は

「下の階の人がテレビでも見てるのだろう」

と思いました。

しかし、眠れずに逆に目が冴えてきて、
その声が部屋の中から聞こえてきていることに気付きました。

「ひょっとして幽霊!?」

そう思い布団に潜りながら震えていました。

どうやら、PCの付近に「いる」ようです。

目が冴えるにつれて、
その声もはっきり聞き取れるようになって来ました。

「なるほど、なるほど」

その日はその声に怯えていつのまにか眠っていました。

次の日、私は同じ大阪に住む妹を家に呼びました。
(私は天王寺の近くで、妹は梅田あたり)

昨晩の出来事を話すと、妹は鼻で笑い、
じゃあ今晩は私も泊まってあげると言い出しました。

そして、その晩、
妹がシャワーを浴びているときにまた、
あの幽霊が現れました。

ユニットバスの扉付近で

「なるほど、なるほど」

と声が聞こえます。

それだけでも怖かったのですが、妹が

「お姉ちゃん、冗談はやめてよ」

と言いました。

それが確信に変わり、私は部屋から飛び出しました。

そして、近くのコンビニまで逃げ込みました。

少しでも人がいるところに行きたかったのです。

数分後、妹から電話がかかってきました。

ドアを閉める音で驚いてシャワーを中断したみたいで、
何があったのか、と聞いてきました。

私は一部始終を話しました。

話し終えると、妹がいいました。

「お姉ちゃん、さっきからずっと後ろから
「なるほど、なるほど」って聞こえてるよ」


その後、姉は何度もお祓いしたんですが、
未だに電話をかけるとその声が聞こえます。

     


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