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あんまり怖くないかも知れないけど、まだ携帯もない頃の話です。 

友達のお姉さんの体験談です。 

大阪の梅田に、「泉の広場」っていう待ち合わせスポットがあるんですけど、そのお姉さんはそこで自分の友人と待ち合わせをしていました。 

その日は、お姉さん、少し遅れてしまったんです。でも、待ち合わせ相手はまだ来てなかったので、そのまま待ってました。 

ところが、30分たっても1時間たっても、相手はこないんですね。で、相手の子の家の方にTelしたら(その頃まだ携帯なんてものは無かった)、その子のお母さんが出て、「え、もうとっくに出てるんですけど・・・」との事。 

それなら、とさらに1時間近く待ったんだけど、やっぱり来ない。 

「どうせ途中で彼氏にでもあったんでしょ」と、お姉さんは怒って帰ってしまいました。 

そしてその夜。相手の子の家にTelしてみたらその子が出たので、「なんで来なかったのよ~」と文句をいいました。
最初友人はわけが分からない感じでしたが、暫くして震えた声でいいました。



「…え、じゃあ、私が今日一緒に遊んだのは誰だったの・・・?」 
その後2人は半狂乱になって、2人ともいそいでお祓いしてもらいにいったそうです。 

この話はここまでなんですが、私その前に、故遠藤周作のエッセイで、「梅田の泉の広場に自分の生霊に会った人が何人かいる」といった話を読んだことがあるんです。 

自分に生き写しの人物が目の前に現れて、にやっと笑って過ぎ去っていく・・・といった内容なんですけど、なんとなく、これに関係した事件ではないかと思うんです。 

生霊の目的は本来は友達のお姉さんだったとか・・・。


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